自給的暮らしに向けての軌跡。
こんばんは。
この土日は、お婆ちゃま(父方の祖母で、同居している祖母とは違います)にもらったハブ茶を蒔くべく、アカネ農園の一段下の田んぼを耕しておりました。 ここは機会の入らない棚田、って言えるほどの規模ではないですが、草刈り機で草を刈った後、又鍬でひたすら土を引っ掻いていくという地味な作業。田んぼそのものはたぶん一畝ほどしかないと思いますが、去年一年放置していただけで、カヤや芝の根が張り巡らされ、作業は遅々として進みません。 当初の予定では、土曜日一日使ったら全面耕せて種も蒔けて、ってできると思ってました。 ところが、炎天下、鍬一本で私にどれほどのことができるというのでしょう。この、飽きっぽく、小心者の、この私に! トラクターやったら10分で終わるに、一日労働力を投入してもまだ終わらん、この効率の悪さ・・・。 とか こんだけ苦労しても、またすぐカヤに覆われてしまうがや・・・。 とか 私にもっと体力と根性があったら・・・・。 とか 牛さえいれば・・・ッ!! とか えんえ~~~んと考えているうちに、無性に腹が立ってきました。 「あ~、もうめんどくさっ!!」 空はあお~く晴れ渡り、眼下に望む海は穏やか。 完全にパワーダウンした私は、畦にぶっ倒れ、大の字に寝そべってふて寝を決め込みました。そのままぐうぐう寝る勢いだったのですが、周りの木の中で、小鳥がもんのすごくさえずっています。尋常じゃないしゃべくり加減です。なんかもう、ゆってることがわかるのです。 ねぇちょっとアレ見て。何アレ!?やだわ人間よ人間。何してるのかしらこんなところで。死んでんじゃない?え~、チョー迷惑~!ちょっと誰か、ほんとに死んでるか確かめて来なさいよ。やーよ気持ち悪い。早くカラスにつつかれたらいいのに。そうよそうよ、早くカラスが処分してくれたらいいのよ! 声は聞こえど姿は見えず、そんな観客たちにいつまでも視姦されていたのではたまりません。 私はむっくりと起き上がり、再び鍬をてにしました。心なしかオーディエンスのざわめきも囁きに変わったようです。 しかし、私のテンションは一向に上がりません。 「もう嫌~。」「ひくわ~。」 ぼやきながら、ついに土曜日には仕上がらず、日曜の午後も取り組んだのですがやっぱりふて寝し、さらに翌日へと持ちこしになりました。 で、思ったんですが。 NARUTOに、印を結んだら土が割れたり土柱が立ったり、って忍術ありますよね。 あれ、農業に応用したらいいと思います ![]() スポンサーサイト
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鳥の会話、おもろいわ(笑)。
小心者は、関係ないじゃろ・・。
術とか使えたらいいよねー。
部屋の掃除とか、魔法でパパーッとな。
・・・地道に生きるしかないのよ・・。
小心者は、関係ないじゃろ・・。
術とか使えたらいいよねー。
部屋の掃除とか、魔法でパパーッとな。
・・・地道に生きるしかないのよ・・。
ヤンバルクイナ | URL | 2010/05/20/Thu 00:38 [編集]

そうですね、地道に生きるしか・・・・・・。
高いところのものを取りたくてもユパ様みたいなジャンプができる訳ではなく、
ハリーみたいなお片付けの魔法が使える訳でもなく、
ほんと地面を這いつくばって生きるしかないんですよね~…。
高いところのものを取りたくてもユパ様みたいなジャンプができる訳ではなく、
ハリーみたいなお片付けの魔法が使える訳でもなく、
ほんと地面を這いつくばって生きるしかないんですよね~…。
アカネ | URL | 2010/05/20/Thu 17:43 [編集]

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