自給的暮らしに向けての軌跡。
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いろんな世界
 ある本を読みました。
 日明恩の『ロード&ゴー』。
 救急隊員が主人公のミステリー小説で、これを読むと道で救急車にすれ違うたび敬礼をしたくなってしまうぐらい、職務に邁進する救急隊員を細かく取材しているのです。

ロード&ゴーロード&ゴー
(2009/10/21)
日明 恩

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 で、本編からはずれるのですが、その中に私が特に驚いたことがあるんです。

 この本の中には、救急車の無線を傍受することが趣味の女子高生が出てくるのですが、警察とか消防とかの無線って、誰でも聞けるんですって。もちろん聞かれてはいけない内容だと、仲間内でしか聞けないように回線を切り替えることもできるんですけど、基本的に公開されているそうです。
 で、世の中には、それを傍受してネットの掲示板にリアルタイムで書き込んだりするのを趣味とする人たちがいるんだそうです。
 
 最近は特技を極めた人がブログや動画で有名になってテレビに出てきたりするけど、世の中にはほんまいろんな世界があって、そこにはどっぷりその世界に浸かってる人がおるよなぁ、と思ったことでした。


 もう一つ、それを実感したことがあります。
 
 年末にJohnにつれられて、Johnゆかりのライブハウスに行ってきました。
 一つは、香川県のRIZIN

 ライブの前にJohnの前に現れたのは、Akkaというガールズバンドのドラマー、ハナさん。ライブだからか、ハードブーツに鋲をいっぱいつけたアイテムを身体にじゃらじゃらまとって、いかにもハードロック(だかパンクだか私にはわかりませんが、)キメキメでした。
 その、超自分を主張するファッションを堂々と着こなすハナさんに私は興味津々。
 ハナさんは、Johnが使ってない家電を譲ってくれたお礼にと、私たちを招待してくれたのです。

 私はライブとかほとんど行ったことないし、アマチュアのライブでしかもパンクなんで、人生でかすりもしませんでした。
 開演が近づくにつれ、金髪の男女とか、鋲つきの革ジャンを着た人とかが入り口の周りに集まり始めました。箱の中にはさらにいかにもな人たちがぞろぞろいました。

 Akkaは一番最初だったのですが、私にとってはすごい衝撃的でした。

 まず、今までの人生で音楽へのベクトルが一ミリも向いたことのない私にとっては、“音楽”というものを 無から人に披露できるまでの形にするということが凄い新鮮ですし、それを他人が集まってみんなで一つの形に作っていくっていうのもすごいことやと思うし、Akkaは最初の演奏だから、今いる客たちはお金を払ってまで彼女たちの演奏を見に来たわけです。そのレベルにいるってことも凄いし、ステージの上で全力で演奏するメンバーもめちゃくちゃカッコよかったです。
 Akkaのスタイルなんでしょうが、一切トークはなく、演奏以外で客に向かってのサービスも一切なく、出番が終わると楽器をゴロンて床に放ってはけてしまうのとかもびっくりしました。
(Akkaの別のライブの動画がったのではっとくね)





 あまりのカルチャーショックに痺れていると、次にステージをセッティングしだしたバンドは、ボーカルはスリットドレスにピンヒールのロングヘアのお姉さんだし、ベースはフリルのブラウスに胸にバラを挿したポアロ髭のおっちゃんだし、ギターは髭も髪も同じぐらい長く伸ばしたオジサンだし・・・

 Akkaとのギャップというか、バンドメンバーのギャップも面白くて、とにかくここに集まる人たちは超個性的な面々だということがよくわかりました。
 
 
 それから年末に、高知のCHAOTIC NOISEの年越しライブへ。
 
 なんというか、ノリが独特やった。各バンドごとに色がぜんぜん違うかったけど、客は身体をぶつけ合ったりキツツキみたいに頭を振ったりしていました。バンドのメンバーもステージから降りて客の中を動き回ったり、ビールケースの上にたてったり、天井にぶら下がったりと悪乗りし放題。
 そしてステージから降りたメンバーの替わりに、別のバンドの人がギターやドラム叩いたりして、あり得ない光景が繰り広げられていました。

 なんか、不思議な空間でした。
 痙攣中みたいに陶酔してる人もいれば、隅のほうでリズムを取ってマイペースに楽しんでいる人もいるし、自分の見たいバンドのときだけ入ってくる人もいるし、私のように一人ぽつんと居る人もいるし、どんな人もそのライブ会場は独特の世界に呑み込んでしまうみたいでした。

 
 ライブには私たちの結婚披露宴に来てくれた方も何人か居ました。
 そのうちの一人、ハナクソ君。
 彼は結構ギリギリに余興を頼んだにも関わらず、快く引き受けてくれ、大いに会場を沸かしてくれました。
 この日は最後から二番目で、他の出演者がバンドという形だったのに対し、彼はギター一本でステージに立っていました。
 ハナクソ君が歌い始めると、なんか会場が一つになった気がしました。最後にはアンコールも起こっていました。
 会場には何人か女の子も来てたんやけど、ハナクソ君が終わった後はなんか打ち解けていました。




 私は最初に書いたように音楽には超疎いんやけど、自分の好きな世界に没頭してる人って無条件に尊敬するし、自分の知らない世界をちょっとやけどかいま見れてすごく楽しかったです。
 私は私の得意分野を広げていこうと思えました。


 というわけで、今年もよろしくお願いします。


 





 
 
 
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あけましておめでとうございます。
新年早々、素敵なお話をありがとうございます!

私は好奇心がすごく旺盛な分、何事もちょいかじりで、
どっぷりと好きな世界に嵌れる人って、確かに尊敬します。

ハードロックの世界も、無線傍受の掲示板も、
興味ありますね~(#^.^#)

今年もまるの知らない世界のブログをよろしくお願いします。
まる | URL | 2013/01/06/Sun 16:46 [編集]
まるさん
明けましておめでとうございます!
そして新年早々素敵なコメントをありがとうございます(*^^*)

「えこんな世界あるの!?」
「そんな人おるが!?」
っていう瞬間ておもろいですよね(^^)

まるさん一家にも素敵なことがたくさん降り注ぎますように☆
アカネ | URL | 2013/01/08/Tue 19:46 [編集]

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