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自給的暮らしに向けての軌跡。
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土を弄りながら思うこと
夫になったばかりのJhonが熱で寝込んでまして、民間療法の梅干しの黒焼きを作り中。
か~なり根気良く焼かないといけないので、コンロの前に陣取ってブログでも書く事にします。


畑をやってて心に浮かぶことを書いてみます。

まず毎回毎回思うのが、雑草の逞しさ、強さ、したたかさです。
私が一人で耕してる畑は、一昨日まで田んぼだったので、不耕起にすると様々な雑草が湧いてきてます。

代表が畦に生えていたカヤ。今は畑全体を呑まんとしているかのようです。
皆さん、カヤの根っこを知っていますか。奴らは種だけではなく、根っこでも広がるんです。特に根っこの先っぽは、蟹の爪のように硬く鋭くなっています。
根っこだけではありません。新芽も同じくらい硬いのです。うっかり草の上に座るとお尻に突き刺さってしまいます。
奴らはその爪で、セメントを割り、畦に敷いた硬いゴム製のマットを破り、何処にだって生えて来るのです。


次に、セイタカアワダチソウ。
こいつ等も種と根っこで蔓延ります。
ひょろりと伸びた茎は木質化し、秋には枯れたように見えますが実はしっかりと生きています。
茎は脆く折れやすいのですが、根っこを引っ張りだすことは至難の技です。力を入れて根っこを堀起こすと、十中八九生きていて、次の新芽を用意しています。

このセイタカアワダチソウはこんなに地上部分が小さいのに、こんなに根を伸ばしていました。



次に厄介なのが、この辺りではドロボウと読んでいる服に引っ付く種を付ける雑草です。

去年はセイタカアワダチソウとカヤの根っこを丁寧に取り除いて畝を立てて居たところ、夏に物凄くドロボウが優位になって近寄れない程でした。

何しろ、汗を注いで作った畝の上を、ドロボウがわさわさと立ち踊っていたのですから。明らかに畝のドロボウは他で生えているドロボウよりも生育がよかったです。

もうぶっちゃけね、私にはドロボウの声がきこえました。

「この土地に近寄るな、人間よ!
さもなくば種を散弾銃のようにお見舞いしてやるぜ....!!!」

で思ったんですけどね、このドロボウって雑草の役割は、人間が作り変えた土地が自然に戻って行く過程で、人間が再び入って来られないようにすることじゃないかと感じた訳です。
まぁどうでもいい解釈ですけどね。


とにかく、他にもいろんな草があってそれぞれに知恵を絞って進化してきてるなぁと感じるのですが、私はそんな雑草たちを基本的に尊敬しております。
もちろんセイタカアワダチソウやドロボウ達は大嫌いですけど、それでも奴らの強さや諦めの悪さにはかないませんもの。

そこで子供に名前を付けるとしたら、草の生命力にあやかって植物に因んだ名前を付けたいです。


それと、哲学的な世界になっちゃいますけど、ミツバチや蝶が知らずしらずの内に受粉を助けたり、鳥や獣が種の移動を助けたりするように、ヒトも植物にとって、というか自然界でどういう役割があって誕生したんだろう?ってずっと思ってきたんですけど、最近私の中で答えが出ました。

ヒトは食糧や薬や住居に植物を利用してきました。生活に実益が無くても、美しい花や香りを持った植物も愛しました。そして移動する地へ土地に合った植物も連れて行ったのです。

それだけではなく、より多くの実を付けるように、より多くの花を咲かすように、など長い年月をかけて改良を重ねました。
それはもしかしたら植物にとっては、突然変異を待つより遥かに効率的に進化の可能性を秘めたものだったかもしれません。

というのも、挿し木や接ぎ木は、木にとってはめずらしくはない能力ですが、それをしてやれるのはヒトだけなのです。

植物と動物の関係性を見ると、まるで植物に操られているかのように見える生き物もいます。

そして人間も、気づいてはいないけど植物にいいように使われているんです。

外国の美しい花を自分の庭にも咲かせたいと思う。
ある植物だけが育ちやすい様に周りの雑草を刈ってやる。
新たな変種を求めてあれこれと掛け合わせてみる。

人間にとっては自分のためにしていることだけど、実はまんまと植物の思いの儘に操られているだけだったりして.....。


なんてね☆

以上、雑記でした。
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芋伏せました
件の紫芋のスイートポテト、父に食べてもらえず、みっこにすら嫌がられ、私は益々この醜いスイートポテトが嫌いになっていました。
夕飯時、いつものように、悪魔が乗り移ったハルが叫び続けています。「腹が減ったぞ!はよう喰わせろ!!」と台所の人々にはっぱをかけているのです。

だったらこのスイートポテトを喰わせてやろうじゃないの!

私は障子越しに、ハルの口にスイートポテトを詰め込んでやりました。

えー、説明しておくと妹たちは台所に来るとつまみ食いをしたり、包丁を扱っているにも関わらず袖を引っ張ったり、オカズの上に屈みこんで涎を垂らしたり、一生懸命料理している人の耳元でいがりまくったり、悪鬼羅刹の所業を繰り広げるのです。
ゴッド・マザーの母も、半分以上優しさでできている私もついにブチ切れる有り様。てわけで、料理中は台所から締め出しているのです。
で、妹たちは茶の間と台所を隔てた障子の隙間から台所を伺っているというわけです。


そんな感じでいつものように夕飯が始まりました。
姉から預かっている居候猫のチャコが外から入ってきました。

「ん?チャコ何か食べやあせん!?」

母の声で見てみると、茶の間の絨毯の上でネズミを食べているチャコが居ました。

「嫌!はよう外出してぇ!」
「なんで~?かまんやん。よう獲って来たねぇ。」

母と私の声が入り混じります。

「でもチャコ、絨毯の上はやめてねー。」

私が近づくとチャコはネズミを加えたまま台所の方へ逃げ出しました。

「嫌イヤいや!!!」母が叫びます。
「待ってチャコ、

..........ぎゃあああああ~~~!!!
ネズミの内臓落としちゅう~~~!!!」


と思って茶の間と台所の間の塊をよく見たら。




ハルが食べこぼした紫芋のスイートポテトやった。

まじキライ、紫芋。


夏、バッタを食べるチャコ

(今日トラクター教えてもろうたり芋を伏せたりしたこと書きたかったに、なんか関係ない記事でぶっちぎってしもうた。)
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落ち葉の中の幼虫の正体は
今日は堆肥の切り返しをしました。
去年から積んでいる落ち葉堆肥がまだ分解されてなかったので、先週米糠と灰、更にドブロクの残りの酒粕を混ぜ、一週間寝かせていました。
今日上に被せているビニールを剥ぐと、表面に菌糸が育っていました!


なかなかいいです。

因みに堆肥とは、土壌改良剤とか土作りとかって言われていますけど、つまり土の中の微生物を増やす為に畑に入れるものだと私は理解しています。
土の中の微生物が増えると、悪玉菌だけがはびこったり、病気が蔓延したりってことを防げるみたい。
それに堆肥を食べにミミズがたくさん集まるから、土の中に空間がたくさんできて酸素や水分をいい具合に根が吸収できるようになるみたい。

なんの為に堆肥を作るのかが腑に落ちると、(今までは堆肥って何??って感じだったので、闇雲に作って放置していました) 微生物の働きにますます興味が湧いてきました。

さて、ハンペン(菌糸の塊)がいっぱいできた落ち葉を切り替えします。酸素を入れてあげたり、菌が広がってないところにも均等に菌糸が周るようにしてやるためです。

すると、半分土になっている落ち葉の中から転がり出てきた白い物があります。


落ち葉の中から出てきたから、カブトムシの幼虫でしょうか?
でもそれにしては小さいようです。ひょっとしてコガネムシの幼虫でしょうか??
コガネムシの幼虫なら、植物の根を食い荒らすから害虫です。でも落ち葉堆肥の中には根っこなんでありません。

「とにかく、今は落ち葉を堆肥にしてくれてる分解者なんだから。」

私は仏心を出し、スコップで傷つけないようにワラの上に置いて置きました。
その後も出るわ出るわ、数えてみたら27匹もいました。全部小さくてカブトムシの幼虫ではないような気がしてきます。
しかし私はカブトムシには詳しくありません。この時期はまだ大きくなっていないのかもしれません。

最後に堆肥の中に戻してやろうと、私は幼虫を手のひらに乗せました。白くてシワシワでゴロンとした幼虫たちが、手のひらの上で犇めいている風景は虫好きの私が見ても気持ち悪く、「キモッ!」とか言いながら堆肥の中へぶち込みました。


先週とって来て作ったばかりの落ち葉堆肥も菌糸が貼っていましたが、こちらは微かにお酒の匂いと、しっかり乳酸菌のすえ臭いがしていました。



さてお昼になったので家に帰り、妹のみっこの食事介助をしてやりながら、iPhoneでさっきの幼虫がカブトムシなのかコガネムシなのか調べてみました。

カブトムシの幼虫は12月の時点で大きくなっている筈であり、有機物がいっぱいの土にもコガネムシの幼虫が湧くから、あれはどうやらコガネムシの様でした。

私はみっこの口に焼き飯をつっ込みながらiPhoneを操作していました。
「みっちゃんが可哀想やろ!」
母がハルに食べさせながら怒っています。

次また切り返しするときは、あの幼虫たちを水を張ったバケツに沈めてやろう、機械的にみっこの口に空になったスプーンを突っ込みながら、私は心に決めたのでした。
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ファーマーズ・ダウン
 こんばんは。
 この土日は、お婆ちゃま(父方の祖母で、同居している祖母とは違います)にもらったハブ茶を蒔くべく、アカネ農園の一段下の田んぼを耕しておりました。
 ここは機会の入らない棚田、って言えるほどの規模ではないですが、草刈り機で草を刈った後、又鍬でひたすら土を引っ掻いていくという地味な作業。田んぼそのものはたぶん一畝ほどしかないと思いますが、去年一年放置していただけで、カヤや芝の根が張り巡らされ、作業は遅々として進みません。

 当初の予定では、土曜日一日使ったら全面耕せて種も蒔けて、ってできると思ってました。
 ところが、炎天下、鍬一本で私にどれほどのことができるというのでしょう。この、飽きっぽく、小心者の、この私に!

 トラクターやったら10分で終わるに、一日労働力を投入してもまだ終わらん、この効率の悪さ・・・。
 とか
 こんだけ苦労しても、またすぐカヤに覆われてしまうがや・・・。
 とか
 私にもっと体力と根性があったら・・・・。
 とか
 牛さえいれば・・・ッ!!
 とか
 えんえ~~~んと考えているうちに、無性に腹が立ってきました。

「あ~、もうめんどくさっ!!」

 空はあお~く晴れ渡り、眼下に望む海は穏やか。
 完全にパワーダウンした私は、畦にぶっ倒れ、大の字に寝そべってふて寝を決め込みました。そのままぐうぐう寝る勢いだったのですが、周りの木の中で、小鳥がもんのすごくさえずっています。尋常じゃないしゃべくり加減です。なんかもう、ゆってることがわかるのです。

 ねぇちょっとアレ見て。何アレ!?やだわ人間よ人間。何してるのかしらこんなところで。死んでんじゃない?え~、チョー迷惑~!ちょっと誰か、ほんとに死んでるか確かめて来なさいよ。やーよ気持ち悪い。早くカラスにつつかれたらいいのに。そうよそうよ、早くカラスが処分してくれたらいいのよ!

 声は聞こえど姿は見えず、そんな観客たちにいつまでも視姦されていたのではたまりません。
 私はむっくりと起き上がり、再び鍬をてにしました。心なしかオーディエンスのざわめきも囁きに変わったようです。
 しかし、私のテンションは一向に上がりません。

「もう嫌~。」「ひくわ~。」

 ぼやきながら、ついに土曜日には仕上がらず、日曜の午後も取り組んだのですがやっぱりふて寝し、さらに翌日へと持ちこしになりました。



 で、思ったんですが。



 NARUTOに、印を結んだら土が割れたり土柱が立ったり、って忍術ありますよね。

 あれ、農業に応用したらいいと思います
 
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カラスに負けるな!
 こんにちは。
 ここ最近は、雨やったり、雨が降ったり、曇ったり、雨やったり、と天に呪われているのか、私は!って思うくらい休日と平日の休みも雨に降られっぱなしでした。
 
 さて、収穫がもうそろそろのウスイエンドウのことを書きます。
 一昨年母が植えていたエンドウの枯れ枝に残されていた豆を保存し、ポットに蒔いてみたのが去年の秋。
 発芽率よく芽を出し、

「ウスイかな♪スナックかな♪」

 と楽しみにしながら定植し、成長を見守っていました。結果はどうやらすべてウスイエンドウのようです。
 ちなみにツルが出だした頃に、ネットを張ってあげたのですが、その後の成長は以下の写真のようになりました。

父とエンドウ


 右はじはネットが足りず、父が竹で手をしてくれたエンドウです。
 二月に強風が吹き、ネットに巻きついていたエンドウはほとんど倒れ、根元が黄色くなったり、うどん粉病のように葉が白くなったりしました。その後徐々に持ち直し、現在はたくさんの花実をつけてくれているわけですが、竹で手をしたエンドウは強風に倒れることなく、病気らしきものもなく、人間の背丈よりも大きくなって、明らかに生育が違います。
 ネットは一面だけなのに対し、四方に枝が伸びている竹は、多くのエンドウのツルが巻きつけたので、自らの重みに倒れることなくぐんぐん成長できたのでしょう。
 来年からはエンドウには竹を使います。タダやし。

 
 さてさてそんなエンドウですが、最近見に行ってみると、ゆゆしき事態が持ち上がっていました。

食い散らかされたエンドウ

 まだ収穫前の膨らんだエンドウを、鳥がめちゃめちゃ食い散らかしていたのです
 最初は、まぁいっぱい植えちゅうし、少々やったら鳥に食わしてやってもいいわ、ぐらいに構えていたのですが、被害は日に日にひどくなるし、どんどんエスカレートしてきて、エンドウの根元を踏みつけて、豆を漁り始めたではありませんか。
 通りかかったおじさんの話では、カラスが三羽飛び立つのを見たとのこと。

 さっそく父の協力のもと、防鳥ネット&寒冷紗&カラスの死骸レプリカなどを駆使し、ネットを張り巡らせました。
 どどーん

 これでカラスや鳩対策はばっちりです☆
 
 でも、ウサギは防げないな・・・
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